シャボン玉の遠足
「先生!桃山の情熱を認めてあげて下さい。あんなに、一生懸命練習してたじゃないですか?大好きなバスケを選手として、続けさせて下さい!お願いします!」



俺は、矢部に頭を下げた。



一体、俺は何をやっているのだろう――



アホらし



でも、やっぱりほっとけない。



桃は、俺の友達だから



――――あれから、2年―――




< 24 / 108 >

この作品をシェア

pagetop