シャボン玉の遠足
俺から名前を呼ばれた竹は、ルンルンスキップでやって来た


意味の分からないことばかりいいやがってシバクぞ



「アノヨ~、結局話し合いで何が決まっちゃったわけ?全然意味が分からんのだけど~?」



「梅さん、分けも分からずに了解したんすか?あらま~」


竹のすっとんきょうな声でクラスの女子が振り返ってこちらを見た


「声が大きい!んで、何が決まった?」


「いやだから~梅さん家にクラスみんなで集まって銀河鉄道999祭りするんすよ!」



えっっ?祭りを我が家で?どうしよう・・・栞がそんなこと許すだろうか



「俺ん家は無理!古いし狭い!祭りはできねぃ」



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