シャボン玉の遠足

第2章♀闇の心

「・・・・」


今朝、目が覚めたら全身が気だるく重かった


何も身につけてないその身体をベッドの中で

そっと抱きしめてみる

ドクドクドク・・・


感じる


生きている鼓動を



「わたし、まだ生きてるんだ」



いっそ・・・このまま死んじゃいたかったのにな















あれは、昨夜8時頃



いつものようにわたしの携帯が鳴る


ピピピピピピ♪


着信は、【森永雅人】


震える手を必死で押さえつつ


わたしは、携帯のボタンを押した


「何か用?」


震えないでわたし


怯えていることをサトラレナイように・・・












「俺だけど・・・・・・・エリ、今すぐ来て」



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