シャボン玉の遠足
こんな時に涙を流して泣いている自分が、たまらなく汚れているように感じた
涙なんかじゃ、この汚点は一生拭えない
一度入り込んだ汚点は、胸いっぱいに黒い闇が刺すように広がっていく
「フフ・・・こんなに汚れているのに、まだ生きてる。」
足元には、さっき嘔吐した汚物が一面に広がっている
わたしはその上に立ち上がって、漆黒の夜空を見上げた
夜空には、星ひとつ輝いていない
見渡す限り闇だ
わたしは、いつまでもいつまでもその闇を見ていた
そうしているとまるで
闇とわたしが一つに同化していくように感じた
涙なんかじゃ、この汚点は一生拭えない
一度入り込んだ汚点は、胸いっぱいに黒い闇が刺すように広がっていく
「フフ・・・こんなに汚れているのに、まだ生きてる。」
足元には、さっき嘔吐した汚物が一面に広がっている
わたしはその上に立ち上がって、漆黒の夜空を見上げた
夜空には、星ひとつ輝いていない
見渡す限り闇だ
わたしは、いつまでもいつまでもその闇を見ていた
そうしているとまるで
闇とわたしが一つに同化していくように感じた