好きになった。



「ゴホッ…ゴホッ…ゴホッ。」


そんな話しの中、ふとジュースを口にして飲み込もうとした時だった。



「美緒、大丈夫?」


顔を覗き込むりっちゃん…


「美緒!?」


それに比べて普通に話をしていた
ママが顔色を変えて背中をさすってきた。



「ママ…? 大丈夫だよ?
ジュースが喉の変なとこに
入っちゃっただけだから…」



「そう、ならよかった。」



”ごめんなさいね、話しの途中で”
なんて再び話をするママにすこしびっくりした。



何もあそこまで大げさにすることないのにって

頭にはてなマークがいっぱいだった。








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