好きになった。
begnning.



「もーっ!嘘付きっ!!」


あたしは今、ものすごく怒っています。





「楓がわりぃーんだぞ(笑)」
「言い出しっぺは流哉じゃん!」





二人していっつも、いっつも…――








****************






さかのぼる事15分前……―――





「楓ちゃん、りっちゃん、流哉くん…。


やだ…よぉ…、一緒…がいぃ…」






3人は同じクラスなのに、
あたしだけクラスが違うって
聞かされてグズっていました…。




「あたしも悲しいよ…美緒……」

楓ちゃん…



「美緒…、バイバイだな……」

流哉くん…



隣に座るりっちゃんを見ると

「美緒、大丈夫だから泣くな…?」」


あたしの頬を優しく触る…。





「りっちゃ…ん…っ、ヒック。」











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