好きになった。




「楓~、美緒だけじゃなくて
俺の隣も譲らないんでしょ?(笑)」




「あー、うん。そうだね。」



楓ちゃん棒読み……(汗)




でも、相変わらず仲良しだなぁ…。




「楓~(TT)」

「泣き真似止めて。」




そんなやり取りを見ていると




「俺は、美緒の隣の席、誰にも譲る気はないよ?」




頭を手に乗せて真っ直ぐ
あたしを見るりっちゃん。




………………っ////




顔がボッと熱くなった。





「きゃー、美緒たん顔赤くして
可愛い~♪可愛い~♪」




茶化す流哉くんも気にならないくらい


頭の中でりっちゃんの言った言葉が

リピートされていた…。












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