好きになった。






「薬はこれと…、これとこれっ!」


そう言って楓ちゃんが薬を渡す。



「ありがとう♪」



「楓、加奈枝さん見たい♪」



頬杖をつきながら呟く流哉くん。



「これ、あたしの仕事!」




得意げに話す楓ちゃんが面白く見えた♪









この時…、りっちゃんが
あたしを見ていたことにあたしは
気付きもしなかった。










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