好きになった。
adder.







「美緒おはよーっ!」


「ちーっす!」



玄関を出るといつもの3人。




朝でも、学校でも一緒で
いつの間にか一緒に居る事が
当たり前になっていた。




当たり前のようにあたしの
傍に居てくれる事が嬉しくて
嬉しくて、すごく幸せっ♪





「よく寝れた?」





歩き始めるとりっちゃんが
心配そうに聞いてきた。





「えへへ~、昨日は10時に
寝たんだよ♪ 寝る子は育つ!」





「そっか。」





りっちゃんはあたしの髪を
触って頭を撫でてくれた。



どうして、撫でてくれる
だけなのに心地良いんだろう…




りっちゃんが傍に居るだけで
安心して…――





離れたくない……―――――――








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