好きになった。




「七瀬さん、永澤さん!
同じチームなの!よろしくね!」


「よろしくっ♪」


「絶対勝ちたいね!」





そう言って近づいて来た
同じクラスの女の子。




息なり来たからびっくりしたあたしは
楓ちゃんの後ろに隠れてしまった。




「楓でいいよ~♪
美緒も美緒でいいよね?」




後ろにいるあたしに、話をかける楓ちゃん。




あたしはブンブン頭を縦に振った。




「ほんとに~? ずっと話し
かけたいと思ってたの♪♪

特に美緒ちゃんなんか………」



1人の女の子がニヤッと笑い
あたしをじっと見た。





「もしかして沢木さん…。


あたしとかなり趣味合うかもね?」





「もちろん…………。」







楓ちゃんと沢木さんは試合が
始まるまでずっとニヤニヤしてた。









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