好きになった。



「楓ちゃん、遅いなあ~」


あれから10分ぐらい経ったかな?

未だに人混みが減る気配もなく
楓ちゃんが戻ってくる気配もない。


なんか喉渇いちゃったなあ~


辺りをキョロキョロしていると
少し離れた所に自動販売機を見つけた。


あの距離なら少し離れても大丈夫だよね?

飲み物買うだけだし…


あたしは鞄を抱きかかえるように持ち

その場を離れた。









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