正直に好きだと言えなくて…
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「入学式から遅刻しそうでどうするの!
急ぎなさい!!」
「分かってるってば!行って来ます!」
私は遅刻常習犯
中学のときから3日に1度は
遅刻をしてた
高校生はしないって決めたのに!!
私は玄関を開けた―――
「えっ…、ひ…ろと……?」
家の前にはいないはずの寛人がいた
「なんで俺の名前…知ってんの?」
しまった!!
「え!?当たっちゃったの!?
私って凄いかも!」
「あてずっぽ?ならあんたすげぇな!」
「今名前当てるの流行ってんだぁ!」
私は上手くごまかした