深夜2時~出会った君の正体~

自然と大和の胸にもたれかかった。
先生とか看護師さんが来るかも、とかどうでもよかった。


「ちょっ、音羽?どうした?」

「…大和といると落ち着く………」

「俺も音羽といると落ち着くよ」

大和の鼓動を聞きながら、初めての幸せを感じていた。


「…俺、音羽が好き」

「…え?」

「キスしてもいい?」

「……いい…よ…」


私と大和の唇が重なると、一気に体温が上昇した。
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