深夜2時~出会った君の正体~

「…ごめん」

唇が離れて、大和が申し訳なさそうに下を向いた。


「……なにが?」

「キスして」

「いいよ、嫌じゃなかったし…」

「えっ?」

「私、大和のこと好きだもん」

「…本当の夫婦になる?」

「…いいよ」

私達の未来は、約束された。

1人ぼっちだった2人が、訳のわからない出会い方をして始まった恋。

この恋に、終わりなんてない。
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