恋風〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?
まあくんは
菜愛ちゃんと瞳真くん二人をつれて家にきた。

倫子の不安な気持ちが飛んじゃうくらい
うるさくて。

倫子が真ん中にいて
まあくんが二人に怒られていた。


「 まあが頼りないから、
倫子さんは、
ほのかちゃんや瑠香に助けを求めたんだよね?
倫子さん、ごめんね。 」


倫子は、
何も言えずに聞いてるだけ。


「 倫子?
頼りないかもしれないけど…
オレとこれから一緒に生きてくれないか? 」


「 はい! 」


倫子は、
きれいな目から涙をいっぱい流してるけど、
幸せな顔をしていた。


「 倫子ちゃん、
こんな頼りない男だけど…
よろしくお願いします。 」


「 真宏さんが大好きなんです。
私が嫁になってもいいですか? 」


菜愛ちゃんと
私のママは
倫子ちゃんを二人で抱きしめていた。


昨日の涙とは違う
幸せな涙を倫子の目から更に流れていた。


私は、
倫子を見ていて
自分のことのように嬉しかった。


大好きなみんなが
笑ってる。

それは
めちゃくちゃ嬉しい。
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