恋風〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?
昼休みに電話しても、
かおりちゃんは留守だった。

だからメールもしてみた。


けど、返信はなかった。



定時は5時。

でも、
ちょっとのんびりしてしまい退社が6時。

会社から駅まで時間はかからないけど、
かおりちゃんにメール入れてみた。



< かおりちゃん、
今夜どうするの? >


< ほのかの近くにいますよ。
何食べたいのかな? >


このメールで
私はキョロキョロしたら

かおりちゃん発見しました。



「 かおりちゃんから連絡ないから
心配しちゃったよ。
昨日帰ってこなかったの? 」


「 ちゃんと帰りましたよ。
朝は、ほのかより先に出たの。
ちょっと岳くんに用事があったからね。
メールも、ごめんね。 」


かおりちゃんがいたから、
それ以上の詮索はしないでおくことにした。


かおりちゃんと二人で洋服みたり
お揃いのポーチ買ったり
メイク道具も簡単なのしか持ってなかったから…

かおりちゃんが
いつも行くところでメイクもしてもらいながら揃えることにした。



「 なんだか私やっと大人になった気分だよ! 」


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