恋風〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?
7月から平日は少しずつ青葉さんと会話できるようになった。
「 肩は本当に痛みませんでしたか? 」
「 入江さん、
そんなに気にしないで大丈夫だから! 」
同じ電車に乗り5つ駅の間は、もう幸せで!
このまま時間が止まればいいと毎日思っていた。
仕事でヘマをして、
そのまま帰りたくなくって。
駅のベンチで一人缶コーヒー片手に夜空を見上げていた。
自分に悔しくて涙がポロリと落ちた時に
「 入江さん? 」
名前を呼ばれたから
声のしたほうを見ると…
青葉さんが立っていた。
「 一人で泣いちゃダメですよ。
ボクも缶コーヒー付き合いますから、
ここにいてくださいね。 」
私は頷くこともせずに青葉さんの背中を見ていた。
なんで今夜会ってしまったんだろう…。
なんで泣いてる時に会ってしまったんだろう…。
もう最悪だよ…。
「 入江さんの分も買ってきたから、
落ち着くまで居ましょう。
ボク、となりにいますから…。 」
優しい言葉に更に泣けてきた。
青葉さんは
私の泣いてる理由も聞かないで、
となりに居てくれる。
「 肩は本当に痛みませんでしたか? 」
「 入江さん、
そんなに気にしないで大丈夫だから! 」
同じ電車に乗り5つ駅の間は、もう幸せで!
このまま時間が止まればいいと毎日思っていた。
仕事でヘマをして、
そのまま帰りたくなくって。
駅のベンチで一人缶コーヒー片手に夜空を見上げていた。
自分に悔しくて涙がポロリと落ちた時に
「 入江さん? 」
名前を呼ばれたから
声のしたほうを見ると…
青葉さんが立っていた。
「 一人で泣いちゃダメですよ。
ボクも缶コーヒー付き合いますから、
ここにいてくださいね。 」
私は頷くこともせずに青葉さんの背中を見ていた。
なんで今夜会ってしまったんだろう…。
なんで泣いてる時に会ってしまったんだろう…。
もう最悪だよ…。
「 入江さんの分も買ってきたから、
落ち着くまで居ましょう。
ボク、となりにいますから…。 」
優しい言葉に更に泣けてきた。
青葉さんは
私の泣いてる理由も聞かないで、
となりに居てくれる。