恋風〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?
軽く左頬に、ちゅっ!された私。
しばらく外でボーッとしてしまって、
そのあとドキドキが激しくやってきた。

青葉さんが見えなくなるまで、
ずっと背中を見送っていた。


部屋に戻り…
鏡の前。

無意識に左頬に触れている私。


昨日と何も変わらないのに自分で言っちゃうのも何だけど…
かわいいじゃん!

きゃぁぁぁぁぁ。
青葉さんにキスされちゃったんだぁぁぁぁ!!


あっ、
明日ドライブにも誘われてしまった。


どうしよぅ…
何着ていけばいいの?

スカートは
あまり短くない方がいいよね?

くつは、
ラフすぎない方がいいよね?

バッグは
どうしたらいいの?



鏡の前
独り言がこぼれて午前1時。


とりあえず自分のベストかな?と思える洋服を選び終わった。


決まったけど…
いいのかな?

なんて思うところがいっぱいあるけど…


目の下にクマさんなんてありえないから、
眠れそうにない身体を無理矢理にベッドに沈めて


ずっと青葉さんの笑顔を思い出していた。
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