恋風〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?
「 良かった。
ほのかちゃんと離れたくないけど…
今日はちゃんと帰さなきゃ…ねっ。
ほのかちゃん…
またあしたね。 」


右手を出してきた。
私は青葉さんと握手して


「 今日は
本当にありがとうございました。
またあした。
気を付けて…
おやすみなさい。
純平…さん。 」


「 ほのか! 」


手を軽く振って
車が走り出した。


私は純平さんの車を見えなくなるまで見送った。

愛しい人のことを
ずっと見送った。



私、
青葉純平さんの彼女になれました!


ウソじゃないよね?
本当にだよね?
夢じゃないよね?



どうしようもないくらい嬉しい。
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