恋風〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?
「 純平さん?
すごく嬉しいのに涙が出ちゃうの…
どうしてだろう? 」

ボクは、
ほのかを抱きよせて

「 いいよ。
涙流してて…
ボクに隠れていればいいよ。 」

小さく頷いた
ほのかにボクは、
たまらずに涙をくちびるで拭っていた。


それにビックリした
ほのかはボクを見上げた。


「 純平さん? 」


「 ほのか愛してる…
ずっと一緒にいような。 」


ボクは
ほのかにキスをした。

さっきまで飲んでいたコーヒーの味がした。


ボクたちは
何かあるとコーヒーが一緒にいるような気がするなぁ。
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