恋風〜恋ってセツナクて風が心まで冷たくしちゃうの?
今日から一週間。

ほのかと
ずっと一緒に居られるんだぁ…

離れたくない夜が
一週間はなくなるんだね。

遅くなったボクを
待っていてくれたんだぁ。

キレイに
ほのかの手料理が並んでいた。


「 夜遅いから、
これじゃ重いかな? 」


「 食べるよ。
ほのかが作ってくれたんだもん。
早く食べようよ! 」


ボクは子供のように
ほのかにせがんだ。

ほのかは微笑みながら


「 用意するから
純平さんは手を洗ってきてください。 」


背中を押されながら
洗面所へ連れて行かれた。

この瞬間
ほのかと結婚していると勘違いしちゃっても
いいよね?
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