初雪恋〜あの日をもう一度君と〜

「雪君!?」

「ほら、日が暮れる前に帰るぞ」

「い、いいよ〜!恥ずかしい」

「なに言ってんだよ、また転んだら危ないだろ?」

「平気だもん!!」

私は無理矢理手を離した。
だけどその瞬間にドアのへこみのところにつまずいてしまった。


「えっ!?」

「!危な…」







< 32 / 81 >

この作品をシェア

pagetop