君がいるだけで…[番外編短編集]
未だに私が結婚記念日を忘れていると
思っている真尋くん。


その誤解を解くよりも先に、プレゼントが気になった。


「貰っていいの…?」


『当たり前だろ』


真尋くんの許可が降りて
すぐさまプレゼントを開けた。


そこに入っていたのは…、
薬指に嵌まっている指輪と同じ石で出来ているピアス。


「わぁ!綺麗!ありがとう!真尋くん!」


『良かった、気に入ってくれて。』


渡すなら…ここかなぁ。


< 102 / 219 >

この作品をシェア

pagetop