君がいるだけで…[番外編短編集]
「真尋くんっ!今度はあれ!」
楽しそうに次々何かを見つけては
指を差して、俺の手を引っ張る。
それに付き合うのは、中々嫌じゃない。
「美味しい!真尋くんも食べる!?」
『さんきゅ』
美味しそうに屋台の食べ物を食べて、
俺にも差し出してくれる。
『あ…、射的、』
また紗羅と一緒に歩き出した時、
射的を見つけた。
「…」
俺も紗羅も、思い出してるのはきっと、
朔也先輩と勝負をしたこと。
『紗羅、取ってあげる。何がいい?』
「じゃあ…、うさぎのぬいぐるみ!」
少し微笑みながら紗羅が答えてくれた。
『はい、うさぎのぬいぐるみ』
「ありがとう!」
何だかんだ言って、
俺もみんなとのお祭りは楽しかったから
少し寂しかったりする。
多分、みんなも意外とそうなんじゃないかな。
なんて思ったり。
楽しそうに次々何かを見つけては
指を差して、俺の手を引っ張る。
それに付き合うのは、中々嫌じゃない。
「美味しい!真尋くんも食べる!?」
『さんきゅ』
美味しそうに屋台の食べ物を食べて、
俺にも差し出してくれる。
『あ…、射的、』
また紗羅と一緒に歩き出した時、
射的を見つけた。
「…」
俺も紗羅も、思い出してるのはきっと、
朔也先輩と勝負をしたこと。
『紗羅、取ってあげる。何がいい?』
「じゃあ…、うさぎのぬいぐるみ!」
少し微笑みながら紗羅が答えてくれた。
『はい、うさぎのぬいぐるみ』
「ありがとう!」
何だかんだ言って、
俺もみんなとのお祭りは楽しかったから
少し寂しかったりする。
多分、みんなも意外とそうなんじゃないかな。
なんて思ったり。