君がいるだけで…[番外編短編集]


『紗羅、』


「ん…?」


『これからも一緒に、』


「うん?」


『俺と2人で、思い出、作ってくれる?』


「もちろん………っ!」


俺の質問に、笑顔で返してくれた。



『大好きだよ、紗羅。』

「私も、真尋くんが大好き。」



そして花火の下で、

キスをした―――…。



今年からは、2人で―――…。

《君と過ごした夏。真尋side。end》


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