君がいるだけで…[番外編短編集]
「花火、もうすぐだね!」


紗羅は食べたい物を食べ尽くせて満足したみたいだ。


そして次は、花火。


他の人たちと同じく、私たちも花火を見るために確保した場所で待っている所だ。


他愛ない話をしていた所へ、
私のケータイが震えた。


こんな時に誰かと
すぐにケータイを確認すれば、

それはメールを受信していて。


相手は、雅也だった。


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