君がいるだけで…[番外編短編集]
『ほら~、やっぱ俺の話じゃん?』
「別にバレンタイン=あんたじゃないから。」
この二人はどこまでもその会話が続きそうなので、
聞きたかったことを聞いてみた。
「高杉さんは、どういうチョコ貰ったら嬉しいですか?」
真尋くんと付き合ってからは毎年手作りでバレンタインは渡していたけれど、もうネタ切れだ。
まぁ、真尋くんのことだから何でも喜んでくれると思うのだけれど…
どうせならとびっきりの物をプレゼントしたい。
だから、男性目線での意見を聞いてみたかったのだ。
『俺?俺は何でも嬉しいよー?甘い物好きだし』
「聞く相手を間違えました」
まぁ何となく予想していたけど。
『紗羅ちゃん、最近玲子に感化されてない?』
「そんなことないですよー」
玲子さん、何か良い意見ないですか?
今度は玲子さんに質問してみた。
やっぱり男の人よりも、
女の人の意見の方が役に立つのかも知れない。
「そうね~。どんなチョコをあげたいかじゃない?」
「どんな…」
「ほら、あるじゃない?スウィートとかビターとか」
確かに、と頭の中で色々考えてみる。
「玲子さん、ありがとうございます!」
参考になりましたと言って、
帰ったら本を見てみようと思っていた。
「別にバレンタイン=あんたじゃないから。」
この二人はどこまでもその会話が続きそうなので、
聞きたかったことを聞いてみた。
「高杉さんは、どういうチョコ貰ったら嬉しいですか?」
真尋くんと付き合ってからは毎年手作りでバレンタインは渡していたけれど、もうネタ切れだ。
まぁ、真尋くんのことだから何でも喜んでくれると思うのだけれど…
どうせならとびっきりの物をプレゼントしたい。
だから、男性目線での意見を聞いてみたかったのだ。
『俺?俺は何でも嬉しいよー?甘い物好きだし』
「聞く相手を間違えました」
まぁ何となく予想していたけど。
『紗羅ちゃん、最近玲子に感化されてない?』
「そんなことないですよー」
玲子さん、何か良い意見ないですか?
今度は玲子さんに質問してみた。
やっぱり男の人よりも、
女の人の意見の方が役に立つのかも知れない。
「そうね~。どんなチョコをあげたいかじゃない?」
「どんな…」
「ほら、あるじゃない?スウィートとかビターとか」
確かに、と頭の中で色々考えてみる。
「玲子さん、ありがとうございます!」
参考になりましたと言って、
帰ったら本を見てみようと思っていた。