君がいるだけで…[番外編短編集]
「「おぉ~!」」
完成したのを目の前に並べて、二人揃って感激の声をあげた。
「完璧じゃない?」
「完璧でしょ!」
なんて二人で自慢気に言ってみる。
美月のザッハトルテは、チョコレートもちゃんとツヤツヤで、本の通りの出来。
そして、私のはというと…
「紗羅、これめっちゃ可愛いね!」
「ほんと?ありがとう!」
「これ、何て名前のお菓子?」
「スノーボールって言うお菓子を、自分なりにアレンジしてみたの。」
そう、私が作ったのは、
スノーボール(ブール・ド・ ネージュとも言う)という粉砂糖をまぶした丸くてサクサクしたクッキーを、
今回は中を空洞にして、中にホワイトチョコを食べた時にトロッと出てくるように入れて作ってみた。
今日はそれが上手く行くかわからなかったので練習してみたけど…、見た目は完璧だ。
「後は、味だね…」
そう呟いた美月に頷いて。
「よし、ティータイムしちゃおっ!」
そう言い終わる前には紅茶の準備に取り掛かっていた。
「ん~、紅茶もお菓子もいい匂いっ!」
美月と一緒にティータイムを楽しんだ。
しっかり味を研究しながら。
「美味しいよ、美月!」
「ほんとー?良かった!紗羅のおかげだね。でももう少し甘さ控えめとか出来る?」
意外と甘いの苦手だからさ、雅也。
なんて呟いてる美月はもうすっかり乙女だ。
「うん、出来るよ!まだ時間あるし、
いっぱい練習しよ?」
「ありがとう!」
完成したのを目の前に並べて、二人揃って感激の声をあげた。
「完璧じゃない?」
「完璧でしょ!」
なんて二人で自慢気に言ってみる。
美月のザッハトルテは、チョコレートもちゃんとツヤツヤで、本の通りの出来。
そして、私のはというと…
「紗羅、これめっちゃ可愛いね!」
「ほんと?ありがとう!」
「これ、何て名前のお菓子?」
「スノーボールって言うお菓子を、自分なりにアレンジしてみたの。」
そう、私が作ったのは、
スノーボール(ブール・ド・ ネージュとも言う)という粉砂糖をまぶした丸くてサクサクしたクッキーを、
今回は中を空洞にして、中にホワイトチョコを食べた時にトロッと出てくるように入れて作ってみた。
今日はそれが上手く行くかわからなかったので練習してみたけど…、見た目は完璧だ。
「後は、味だね…」
そう呟いた美月に頷いて。
「よし、ティータイムしちゃおっ!」
そう言い終わる前には紅茶の準備に取り掛かっていた。
「ん~、紅茶もお菓子もいい匂いっ!」
美月と一緒にティータイムを楽しんだ。
しっかり味を研究しながら。
「美味しいよ、美月!」
「ほんとー?良かった!紗羅のおかげだね。でももう少し甘さ控えめとか出来る?」
意外と甘いの苦手だからさ、雅也。
なんて呟いてる美月はもうすっかり乙女だ。
「うん、出来るよ!まだ時間あるし、
いっぱい練習しよ?」
「ありがとう!」