君がいるだけで…[番外編短編集]
『アイスでも買うかー』


なんて一人で呟きながら、
コンビニへとゆったり足を向けた。


『…にしても、』


明日って何かあったっけ?


そう思いながらのんびり歩いていると、
コンビニへ到着。


そう簡単に美月の作業は終わらないと思い、
コンビニで気になっていた雑誌をチェックなんかしたりして。


ふと手にした雑誌を見て気付いた。


『あぁ、明日って…』


バレンタインだ。


ということは、美月はキッチンでバレンタインの用意をしていたのか?


でも美月は毎年バレンタインは買って来るしなー。


まぁ何はともあれ、
明日になればわかることで…

それは俺にとって嫌なことじゃないと思う。


『さて、俺も買いに行くか。』


コンビニでは何も買わず、
別のお店へ向かった。


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