君がいるだけで…[番外編短編集]
「ありがと、パパ。」
「もぅ、真尋くんてば凜に甘いんだから!」
『紗羅が叱ってくれるからね』
「真尋くんてば!」
二人はしょっちゅう言い合いになるけど、
私はそれさえ微笑ましい。
変わらず名前で呼び合う二人を。
本音を言える二人を。
ママが3歳の私に言った“何があっても相手を想う”という言葉、
それは私の心に染み付いていた。
私も変わらず誠くんを好きでいる。
ママ、
私…ママとパパがして来たような恋を絶対するから!
「あ、やば!急がなきゃ!」
そう言って朝ごはんを急いで食べていると
もう一人家族が登場。
「もぅ、真尋くんてば凜に甘いんだから!」
『紗羅が叱ってくれるからね』
「真尋くんてば!」
二人はしょっちゅう言い合いになるけど、
私はそれさえ微笑ましい。
変わらず名前で呼び合う二人を。
本音を言える二人を。
ママが3歳の私に言った“何があっても相手を想う”という言葉、
それは私の心に染み付いていた。
私も変わらず誠くんを好きでいる。
ママ、
私…ママとパパがして来たような恋を絶対するから!
「あ、やば!急がなきゃ!」
そう言って朝ごはんを急いで食べていると
もう一人家族が登場。