シングル マザー【短編】
( もう 大丈夫!)
確かに そう思えた
上手くいくよう
私なりの努力もした…
でも…
彼は 変わっていなかった…
より、自由になっていた。
朝方 目覚めると
彼がいないことが 続く…
ある朝 電話がなる。
「もしも~し 奥さん?」
女の人…?
「…はい…?」
「旦那さん 起きないよ~ 仕事 大丈夫?」
「…」
薄々は 気づいていた…
「誰?」
「私? ん~…友達?かな~… あっ 結婚してるの 知ってるから! つか~ 別れた方がいくない? こいつ 最悪しょ?」
「……」
私は 一方的に
電話を きった。