Sweet secret
1人を除いては…。

「叶華、そろそろ席つかないと先生くるよ?」

「マジ?ヤバい、ヤバい。」

始業式早々、先生に目つけられるわけにはいかないもんね。

叶華が席についたと同時に先生が教室に入ってきた。

ギリギリセーフ。

「じゃあ、始めるか。」

気だるい雰囲気で始まった授業。

自己紹介して、質問タイム。

まぁ、興味なかったから寝てたけど…。

寝てる間にホームルームは終わってた。

今日は午前中だけだから、いつもより早く帰れる。

早く帰ってもやること無いけど。

叶華と遊んで帰ろうかな。

そう思っているうちにも生徒はまばらになっていた。

「叶華、帰ろ♪」

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