天国へのタイムリミット
「よしッ!」
学校に到着~!!さて、どうするかな~。玄関から入ると先生に見つかっちゃうし…。そうだ!!家庭科室があるじゃん♪確か、家庭科室は鍵が掛からなくって開けっ放しだった!!
ふふッ、ラッキー♪
「これで遅刻がバレな-…
イタッ!!な…何!?」
な…何か固い物が降ってきた~!!ギャ-(」゜□゜)」
「ぷっ…!!」
え?
「ぷぷっ…!!」
え~と…誰だろう…て言うか…笑いをこらえていらっしゃる…のかな?
「あの…、誰…?」
(ぷぷっ!!)「あ~ごめん、ごめん俺4組の良平(りょうへい)お前は?」
「あ、あたしは3組の香里奈(かりな)」
「ふ~ん、香里奈ねぇ~さっきのビビり方最高だった」
良平は木から飛び降り、私の前に来た。て、てゆうか…顔近くない!?まじ近い!!心臓止まっちゃうよ(焦)ヤバい私顔きっと赤い!!いや!!絶対赤い!!
カァァ///「な、何?」
「は?何が?俺はただこれを取るだけだけど?」
「あ…、え!?」
「じゃ、俺、教室戻るわ、じゃぁな」
良平はそう言いながら、最後に私の耳元でこうつぶやいた。
<妄想香里奈ちゃん♪>
あ、あいつムカつく~(;`皿´)そう言えば…良平が落としたやつ、一瞬しか見てないからあんま覚えてないけど…確か…ネックレス?かブレスレット?に見えたけど…‥。何だろ…(考え中)♪~♪~♪~♪~(←チャイム)
「!!!!?あぁぁぁぁぁぁ!!!わ、忘れてた~!!!!」
ガラッ…‥
「はぁ~…」
「あ、香里奈あんた遅刻…」
「わかってるよ~」
「たっくもう、なんで遅刻したの?」
「おぉ~(泣)聞いてくれるのか~」
(「普通に聞くし、てか、あたしじゃなくてもみんな聞くと思う」)
「あのね、本当はさもうちょっと、早く来れたんだけど…え~と、確か…4組!4組の良平って人が…‥」
「えっ!!良平!?香里奈、あんたもしかしてあの良平って人と喋ったの!?」
「う~ん…ま、まぁ」
「へー、いいな~あたしも喋ってみたいな~!次さ、紹介してよ」
「あ、いや~さ、まだ友達ってわけでも…ないのに、てか、絵梨(えり)ならあたしがいなくても喋れるって!!てゆうかさ、その、良平って人気あんの?」
「ん~、分かんない(笑)分かんないけど、でも顔はカッコイイじゃん♪半分の人は多分顔見てカッコイイと思ってるんじゃない♪?(笑)」