あと一言…小さな恋~私のきもち~
はじめの恋
キミは覚えてる?
あたしとキミがしたり、楽しく話とかしてたコト。
どんな時も優しくて…いつも励ましてくれて…いつも笑顔にしてくれた、そんなキミにあたしが惹かれていくのに時間はかからなかったょ。
キミのコトが気になって、軽いノリみたいなフリして
「あたしってタイプ?」
なんて聞いてみたりした。でもキミは…「好みだょ。少し痩せればね。」
っていったんだよね。
だから頑張ってダイエットしたんだよ…ツラくて、苦しくてマジめに泣けた。

なのに…
キミはあの仔と付き合っちゃったんだ。
痩せたのに……

これぢゃ意味ないじゃんっ!!!!(号泣)

あたし…つらかったな、そして自分を恨んだ…。

大切なコト。
たった一言…伝えておけばよかった。
キミに
「スキだょ」って。

それもできないで…キミとあの仔が一緒にいるのを遠くから見つめてた。

鏡を見れば、悲しい顔をして…意味もなく痩せた自分がいた。

こんなのあたしぢゃないょ…!!


その時からだ…
ツラいことがあるたびにあたし、笑ってた。どんな時も笑ってた。


だから
泣きたくても泣けないんだ…。どんなに苦しくても。


そんなあたし、
キミに自分から距離をおいた。もなし。話もしない。見つめもしない。

目が合ってもそらす。


それが精一杯だった。

でもね…
そんなキミにあたしは恋をしてました。
たった一言。
たったの一言。
あと一言。

そんなことを想いながら。
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