桜が降る場所 (完)
 

「俺、川嶋のことが好きなんだよね。だから俺と付き合って?」


「―――!」


川嶋の驚いた顔。


そして、困惑した表情。


今から、川嶋が何を言うのかは、予想はついていた。


どう考えても、俺のことを友達としか見てないし。


あの涙の理由も…粗方予想はしてるし。


きっと…。

 
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