「金剛戦士Ⅰ」黎明の夢
地球へ
いつも通り、午前六時に合わせてある目覚ましが鳴った。
二人は蒲団から出て、テレビのスイッチを入れて、ニュースを見ながら着替えを始めた。
ニュースでは連合本部による小惑星群についての会見発表が、ちょうど終わろうとしていた。
二人は着替えも、そこそこにテレビに見入っている。
会見発表が終了した後、発表内容の要点をキャスターと解説者が、写真や図表を用いて説明を開始した。
小惑星群の写真を見せながら、どういうものかを説明するのを、二人は
「へえ~、こんな物体なんだ」
などと言いながら見ている。
由紀がテレビを見ながら、いちいち語りかけている。
「小惑星群は全部で二十個くらいの集まりだって」
「一番大きいのは、直径が三キロメートル弱もあるんだって・・・けっこう大きいね」
「ふ~ん、色んな形の物があって、十キロぐらいに広がって飛んできているのか」・・・
耳に入って来て、煩わしくて、テレビの声が聞き取り辛い理絵が
「いい加減に、黙って見ていてよ。何を言っているのか聞き取り辛いじゃない」
と言って、由紀を黙らせた。
その後、日本時間の明日午前十一時に、ミサイルが命中するであろうことや、図を用いて小惑星群やミサイルの軌道の説明や現在の位置などの話が流れていたが、時計を見ると七時になっていて、慌てて朝食を食べに行った。
朝食後、部屋に戻って急いで顔を洗ったりトイレに行ったり、出発する用意をしながらも、テレビを見ながらで、つけたままにしていた。
二人は蒲団から出て、テレビのスイッチを入れて、ニュースを見ながら着替えを始めた。
ニュースでは連合本部による小惑星群についての会見発表が、ちょうど終わろうとしていた。
二人は着替えも、そこそこにテレビに見入っている。
会見発表が終了した後、発表内容の要点をキャスターと解説者が、写真や図表を用いて説明を開始した。
小惑星群の写真を見せながら、どういうものかを説明するのを、二人は
「へえ~、こんな物体なんだ」
などと言いながら見ている。
由紀がテレビを見ながら、いちいち語りかけている。
「小惑星群は全部で二十個くらいの集まりだって」
「一番大きいのは、直径が三キロメートル弱もあるんだって・・・けっこう大きいね」
「ふ~ん、色んな形の物があって、十キロぐらいに広がって飛んできているのか」・・・
耳に入って来て、煩わしくて、テレビの声が聞き取り辛い理絵が
「いい加減に、黙って見ていてよ。何を言っているのか聞き取り辛いじゃない」
と言って、由紀を黙らせた。
その後、日本時間の明日午前十一時に、ミサイルが命中するであろうことや、図を用いて小惑星群やミサイルの軌道の説明や現在の位置などの話が流れていたが、時計を見ると七時になっていて、慌てて朝食を食べに行った。
朝食後、部屋に戻って急いで顔を洗ったりトイレに行ったり、出発する用意をしながらも、テレビを見ながらで、つけたままにしていた。