「金剛戦士Ⅰ」黎明の夢
どうやら二人が到着した次に着いた人たちのようであるが
「今日は早く着いてしまったわねぇ」
とか言っているので、二人は顔を見合わせて、理絵が
「そしたら私らは、目茶目茶、はよう着きましたえ~」
と茶化すように小声で言うので、由紀も思わず、くすりと笑った。
部屋に入ってテレビのニュースを見ていると、火星入植地の大変な状況が流れている。
二人は直と勇太のことが気になり、しばらくニュースを見ていたが関係するような事は言わなかった。
ただ見つかっている小惑星群が地球の方向に向かって来ているので、どう処理するかの検討をしているらしいことを言っているので、直や勇太に影響が無いのか、それだけが心配であった。
その後、天気予報が流れて、明日の、この辺りの天気は午前中は雨で、その後は曇りのち晴れだといっている。
出来れば早く雨が上がってくれれば良いのだけれど、と言いながら明日の準備を始めた。
準備が終わり、夕食を食べようと食堂まで行く途中、廊下の窓から外を見ると、天気予報よりも早く降りだした雨が音を立てて降っている。
きつい山登りは今日の予定が明日に延びただけであり、二人にとっては今まで経験の無い苦しい歩きになるであろうが、勇気を持って挑まなければならない・・・
せめて雨だけでも降り止んでくれればいいのだが・・・
「今日は早く着いてしまったわねぇ」
とか言っているので、二人は顔を見合わせて、理絵が
「そしたら私らは、目茶目茶、はよう着きましたえ~」
と茶化すように小声で言うので、由紀も思わず、くすりと笑った。
部屋に入ってテレビのニュースを見ていると、火星入植地の大変な状況が流れている。
二人は直と勇太のことが気になり、しばらくニュースを見ていたが関係するような事は言わなかった。
ただ見つかっている小惑星群が地球の方向に向かって来ているので、どう処理するかの検討をしているらしいことを言っているので、直や勇太に影響が無いのか、それだけが心配であった。
その後、天気予報が流れて、明日の、この辺りの天気は午前中は雨で、その後は曇りのち晴れだといっている。
出来れば早く雨が上がってくれれば良いのだけれど、と言いながら明日の準備を始めた。
準備が終わり、夕食を食べようと食堂まで行く途中、廊下の窓から外を見ると、天気予報よりも早く降りだした雨が音を立てて降っている。
きつい山登りは今日の予定が明日に延びただけであり、二人にとっては今まで経験の無い苦しい歩きになるであろうが、勇気を持って挑まなければならない・・・
せめて雨だけでも降り止んでくれればいいのだが・・・