〝愛してる〟と〝大好き〟
*辛い*
怜ちゃんの死の真実を知ってから、
早、一週間が経った。
怜ちゃんのいない人生なんてつまらない。
そう思う日が続いている。
だけど、みんなに心で約束した事。
ちゃんと守らなきゃ。
アタシが死んで悲しむ人なんていないかもしれない。
でも、今周りにはたくさんの人が支えてくれてる。
そう感じられるようになってきた。
中学校にもちゃんと顔を出すようになった。
出席はするものの、保健室で過ごす日が多々ある。
それでも、ちゃんと毎日外に出る。
これは、成長のひとつだと言ってもいいと思う。
だって、学校にいけば、友達と他愛もない話が出来る。
馬鹿笑いできる。
悲しい事も辛い事も楽しい事も嬉しい事も
分かちあえる仲間がいることに、今更だけど気づいたんだ。
でもね、たまに辛い時があるんだ...
友達がね、彼氏のことを嬉しそうに、楽しそうに話すんだ。
たまには愚痴もある。
でもそれは、彼氏がいるからできる愚痴であって。
その存在がいないことに気づかされることがあるんだ。
悲しい事も辛い事も楽しい事も嬉しい事も。
全て分かち合いたい。
そう思ってるのに、
どうしてもそんな話になると友達に気を使わせてしまう。
こんな自分が嫌で嫌でしょうがない。