〝愛してる〟と〝大好き〟
結局、送ってもらってるアタシ。
まぁ、押し付けられた感じですが...
「なんか...スイマセン。」
「全然いいよ!寧ろ嬉しいくらいだよ?好きな仔と一緒にいれるなんて。」
はー。そうですか...ってえぇー!!!
「先輩?なんか言い間違えませんでした?」
「ううん。なにも間違えてないよ?」
「いや...だって、好きな仔って...アタシ、3人で帰ってましたっけ?」
誰かいたかな...?
アイナもいないし、
先輩の彼女らしき人もいないし...
あれ?
「ホント、莉那ちゃんって可愛いね。ますます好きになるよ。」
あ、あのー。
ば、爆弾発言してませんか?
アタシが可愛いとか、眼科行ったほうがいいですよ。
あー。メガネかけてました。
度が強すぎて、目にあってないとかじゃないですかね?
「俺、莉那ちゃんのこと好きだから。」