生まれてから終わるまで、

「食い意地はってる奴みたいに言うなよ~。」

「だってその通りだろ?」

「・・・。」



よくこの店に来てるらしい・・・?



「今日はコイツになんか食わしてやって欲しいんだ。」

「コイツ?」




視線が私に向けられる。




「ど、どうも・・・。」

「へぇ?さっそく引っ掛けたのかぁ~、巳弥もやるようになったなぁ(笑)」

「ひっかける・・・?」


(ってどういうこと・・・?)


「バッ・・・そ、そんなんじゃねーよ!!いーからなんか適当に作ってやって!」

「はいはい(笑)」

「??」




いまいち状況がつかめないまま話は進み、私の前には美味しそうなサンドイッチとカプチーノが置かれた。

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