生まれてから終わるまで、

「どうぞ座って。」




爽やかイケメン系の満面の笑み。



「あ、ありがとうございます。」


ちょっと動揺しながらもサンドイッチが置かれた席につく。





「ケント兄ちゃんの飯はうまいんだぜ!」



とても自慢げに言う。



「えっと、いただきます。・・・・・・・・あ、美味しい。」

「だろ?!」




自分が褒められたみたいに嬉しそうにしている。

人が褒められてるのを自分のように喜べるってすごいなぁ、なんて思ったり。



「それは良かった。」




と、前からも声が。



「あっ、お金・・・。」

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