生まれてから終わるまで、
「よし、腹一杯になったか?」
「うん。」
国井巳弥もサンドイッチを食べ終わったようだ。
「これからどっか行くのか?」
賢人さんが聞いてきた。
私も気になる・・・。
「おう、いつもんとこ行って来る。」
「そうか、気をつけろよ?」
「わーってるよ。じゃごっそさん。サンキューなケント兄ちゃん。」
さっと立ち上がってひらひらと手をふる。
「出世払いな(笑)」
「ケチ(笑)」
軽いあいさつを済ませ店を出る。