ハツ☆ラツ
何度も、ヒナは思い出に押しつぶされそうになった。
助けてあげたいと何度も思った。
でも、助けてあげれるのも思い出であり、
一馬だったから。
「秘密ですか・・・。」
「はいそうです。」
「・・・海崎りおんにあって私にないものは何ですか?」
「あるけど君はそれを持ってもりおんにはかなわない」
「そうですね・・・。」
「おれ、いくわ」
「あなたはハネ先輩には勝てない。絶対に。」
そんなの・・・
やってみないと・・・
わからないじゃん。