ハツ☆ラツ
恋と追っかけと後悔
*
リオン
「へぇ・・・じゃぁ、あたしからも質問。」
「なんですか?」
「なんでハネくんすきになったの?」
「わたしは・・・面白そうだったからです。」
「それは恋じゃないよ。」
あたしは強気を取り戻していた。
「恋はお互い楽しむもの。楽しんでるのはあなただけじゃない?」
「っ・・・そうですね。」
「じゃぁあたしいく。」
ドアを開ける。
おもいっきり。
ヒナちゃんとコーヘーくんがいた。
「あっ!ごめん邪魔したね。」
ダッと階段を降りる。
あとからついてきた、コーヘーくんに腕をつかまれる。
「どうしたの?」
「千早ってことはなした。」
「大丈夫?」
「うん。」
「ごめん次始まるや。」
「ガラガラ・・・」
扉を開けるとヒサくんが手をひらひらふっていた。