あの夏の24日間

ジャリッ

砂利の地面の上を走る

この音がすごく好き

その勢いのまま、家のドアを開ける

「おばあちゃん、おじいちゃん!」

そこには少し驚いた顔の祖母と祖父がいた

でもすぐに優しい顔で笑いかけてくれた

「由宇?大きくなったね こっちにおいで」

昔と変わらぬ様子の祖母と祖父に、すごくホッとした
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