君にずっと片想い



「琉生!いい加減起きなさい!」



そんな怒声によって私の睡眠は妨げられた。


何時だろう、と思って携帯で時間を確認する。

もうお昼じゃん…。


「休みだからって毎日だらだらしないの!」


母が怒るのも無理ないな、と思った。

年末の忙しい時に昼まで寝られたらそりゃ怒るわ。



「ごめんなさい、もう起きるよ。」



まだ重い体をもぞもぞと動かしながらベットから出て、身支度をする。


クリスマスが終わってからというもの、私は毎日同じような生活をしている。




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