君にずっと片想い
「白石ー!!数学の課題みせて!!」
「えー、凉、この前もだったよね?どうしよっかなー」
「頼む!ジュース奢るから!」
「しょうがないなー。」
季節は過ぎ、私たちは進級して2年生へとなった。
凉に告白して振られてから、最初はぎこちなかったけど、少しずつ普通に話せるようになった。
クラスも同じになってしまったし。
あれから、そろそろ3ヶ月が経つのか。
………長かったなあ。
振られたばかりの頃、
凉を完全に吹っ切ることが出来なくて、
苦しい日々を送っていた。