さくらんぼなあたしと王子様
「出るぞ。」

桜羅くんが、スタスタ

ドアのほうまでいく。

「え?」

図書当番…。

まだ何もやってないよ…。

「時間。」

桜羅くんに言われ腕時計を見た。

「あっ…。」

図書室を閉める6時は過ぎていた。
 
あたしも桜羅くんのところに駆け寄って

あたしたちは図書室を出た。
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