さくらんぼなあたしと王子様
「…。」

トクン。トクン。

あたしは今までにない

甘い空気、甘い気持ちに

襲われ戸惑っていた。

サクッ。

「甘ぇ。」

桜羅くんはいつの間にかベッドをはなれて、

クッキーを食べていた。
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