さくらんぼなあたしと王子様
あたしはクシャクシャになっている
プレゼントをまた、強く
にぎった。
ごくん。
緊張が手に伝わって
震えだした。
いつもは逸らしてしまう、
雛斗の揺るがない瞳から
目が離せない。
ブラウンの優しい瞳、
あたししか映っていない…。
そう考えたら、少し
勇気がでた。
プレゼントをまた、強く
にぎった。
ごくん。
緊張が手に伝わって
震えだした。
いつもは逸らしてしまう、
雛斗の揺るがない瞳から
目が離せない。
ブラウンの優しい瞳、
あたししか映っていない…。
そう考えたら、少し
勇気がでた。